日々雑感3月31日

事業承継 雑感、後継者について

1、承継パターンの変化 親族内承継の減少

親族内承継が減少している そしてM&Aが増えている
なんとなく寂しい、親父(社長)もそうだろう。ベストな選択でないから?
ともに人生の多くを費やした会社には自身の、代々の魂が半分以上宿っているのである
会社を売却する・・ことは、会社の、自らの魂を抜き取られたようで・・
苦節共にした社員も同様だろう・・

事業は想いから始まる、この想いは粘着性がある、属人的である 
先代含めてその経営者人生そのものである、それゆえにその社長と長く接してきた親族等
それがわかる親族・実子等が承継していく姿が今もって好ましいと思う。
第三者には心底わからないのでないか? その想い・精神が・・
それは第三者には第三者の経営者の想い・会社の歴史があるからだろう。
会社は箱物ではない、箱の中には数限りない想い、人生がつまっている。

2、企業理念(創業精神)
先祖代々からの(創業)理念、精神もしくは親父の発露があって事業を始めた、続いてきた
紆余曲折があって幾多の苦難をのりこえ 苦節◎◎年。 時には孤独な経営者・社長として
その事業への想いが、・・理念として継承されてきた、今固まった、固まりつつある
そして次への承継の時期、時代は変わった、この理念を再度見つめ直す時に来た。
そして息子・娘・後継者と語り合おう、お前はどう思うかと・・・・・

3、幼少時からの親父の影響 感化力
親父の背中を見て子は、育つ。
どんな子であれ、子は親の影響を受ける
親父ががむしゃらに事業に経営者として尽力した。
代々、事業に対して信念をもって、魂をかけつぎこんた。
先祖代々続いた屋号・家風その中に、事業会社の中に 独特の雰囲気・空気がある
それを皆は知っている、子供もその中で育っているならば・・
自然と感化されているかもしれない。

4、次の後継者 条件;本人の意思と素質
これが一番大事。
意思がなければ継承させても事業は存続していかない、その可能性が高い。
連綿とつづいた先祖代々、その意思がないと、想いが繋がらない
会社はただの箱でない、ソフトウエアで機能してきた
この意思をどうつなぐか? これが大事
本来ならば、子供の幼少時から意識しておかねばならない
親父の紆余曲折・七転八倒・仕事への信念、子供はどうみたか、どう感じたか
何も感じない子供はいない。
おやじの姿・経営者としてそれに 子が何かをを感じているだろう・・・
事業内容など関係ない、赤字が続いていない限り、その連綿と続いてきた代々の事業
であるならば・・子供は意を固めるだろう
事業のすばらしさ、社員ともどものその会社、経営者としてそれに憧れをもつ
自分も親父の様にいやそれ以上にやりたいと
これが自然と引き継がれる土壌つくり?? 土壌になっていれば、それが意思と思う。
その事業を会社を承継させていく・・・ 所謂 覚悟 か。
これがあればそんなに心配する必要はない、子供も立派になった 感慨深い

つづく

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